DOM APIを利用してHTML要素を作成する
DOM(ドキュメントオブジェクトモデル)APIを利用して JavaScriptから HTML要素を作成する。JavaScriptアプリケーションは、documentオブジェクトを通してDOM APIを利用することができる。
下記の画像をクリックすると、実際に動作する HTMLページが表示されるので試していただきたい。
![[image1.png]](/html/15/image1.png)
HTMLファイル
CSSファイル
JavaScript
鍵になるメソッドは HTML要素を作成する createElementメソッドである。引数にタグの名前を指定してオブジェクトを作成する。オブジェクトのプロパティやメソッドを通して値や属性の設定などを行うことができる。最後に appendChilメソッドによりそれを所定の位置に挿入する。
段落を作成する
リストを作成する
テキスト入力フィールドを作成する
ボタンをクリックすると入力値をアラートウィンドウに表示する。
ハイパーリンクを作成する
ボタンのクリックによりリンク先に飛ぶ
ラジオボタンを作成する
ボタンをクリックするとオンになっているラジオボタンの valueプロパティをアラートウィンドウに表示する。ラジオボタンをグループ化するには、input要素の nameプロパティを同じにする。 getElementsByNameを使用すれば、グループ化したラジオボタン要素の配列を得ることができる。
ラジオボタンの実装方法については「ラジオボタンを作成する」も参照のこと
チェックボックスを作成する
ボタンをクリックするとオンになっている全てのチェックボックスの valueプロパティをアラートウィンドウに表示する。実装方法は基本的にラジオボタンと同じである。
セレクトボックスを作成する
ボタンをクリックすると選択されている opution要素の valueプロパティをアラートウィンドウに表示する。select要素は opution要素の配列を保持する。select要素の multipleプロパティを trueにすると複数要素の選択が可能となる。
属性の設定方法
次の例は、p要素のテキストの色とフォントサイズを設定するものである。
setAttributeメソッドを使用する
classList.addメソッドを使用する。属性はひとつづつ設定する。
styleプロパティに直接属性を指定する。
styleプロパティの属性名はキャメルケースになる。
font-size → style.fontSize
テキストの属性を span要素の styleプロパティにより設定し innerHTMLに代入する。