Apacheサーバの設定
macOS Catalina 10.15.7
Apacheはプレインストールされている
設定ファイルの編集
/private/etc/apache2/httpd.conf
デフォルトの httpd.confではコメントアウトされている次の2行を有効にし、必要なモジュールをロードする。
ドキュメントルートの下にコンテンツとなるファイルを置く
DocumentRoot および Directoryセクションの定義はデフォルトのままとする。
Directoryセクションの定義
デフォルトの設定に Indexesオプションを追加する。これにより指定したディレクトリにあるファイルの一覧を表示することができる。
FollowSymLinksオプションは、ディレクトリの階層の識別でシンボリックリンクをたどることを可能とする。筆者の環境では、HTMLファイル、CSSファイル、JavaSCript、PHP等を格納したディレクトリ(data、lib、swift等)はユーザディレクトリの中に作成し、DocumentRootの直下には、それらのディレクトリへのシンボリックリンクを作成している。
シンボリックリンクの接続先
次の URLを指定すると .../libディレクトリのファイルを参照することができる。(Indexesオプションを指定しているのでファイルを一覧表示できる)
Desktopはアクセスできない
OS 10.15.7(Catalina)になってからシンボリックリンクを経由して Desktopの中のディレクトリ/ファイルにアクセスすることができなくなったようだ。ページを開こうとすると「403 Forbidden」エラーとなる。
エイリアスの指定
任意のディレクトリをドキュメントルートの下にあるように見せる別の方法として、Aliasディレクティブによりエイリアスを指定する方法がある。
下記の例では「/Users/itohisao/sample」という実ディレクトリを「sample」という名前で参照できるようになる。Directoryセクションを定義して必要なディレクティブを定義すること。
次の URLを指定すると .../sampleディレクトリのファイルを参照することができる。
ログの出力先
デフォルト定義のままとする。
関連コマンド
Apache設定ファイル
httpd.conf