SQLServerに接続する
Windows 10 / Visual Stadio Community 2019 / .net 5.0 / SQl Swever2019 Express / System.Data.SqlClient4.8.3
ローカルPCにインストールされた SQLServerに接続する。接続の方法は、共有メモリ、名前つきパイプ、TCP/IPの3種類がある。本稿では、共有メモリとTCP/IPについて説明する。
データベースに接続するための接続文字列を接続方法に応じて作成し、これを引数に SqlConnectionオブジェクトを生成する。データベースに対する操作はこのオブジェクトを通して行う。
なお、C#からSQLServerを操作するためには、System.Data.SqlClientパッケージをインストールしておくこと。
共有メモリ接続
サーバ内のローカル接続に利用される通信方式である。
Server認証
SQL Server認証は、SQLServerのログインユーザを指定して接続する方法。一般的なデータベースの認証方法と同じ。
Windows認証
Windows認証は、アプリケーション実行ユーザがSQL Serverのログインユーザとみなされる。OSにログインした時点で認証が済んでいることになる。Integrated SecurityをTrueに設定すれば良い。
接続プロトコル
SQLServer構成マネージャにより共有メモリのみ有効とする。変更はサービスの再起動により反映される。
TCP/IP接続
サーバの IPアドレスとポート番号を指定する。認証はSQL Server認証になる。
接続プロトコル
SQLServer構成マネージャによりTCP/IPのみ有効とする。
TCP/IPのプロパティから、IPアドレスを設定する。
TCP/IPのプロパティから、ポート番号を設定する。これは IPAllタグのTCPポートに入力しなければならないようだ。
User ID について
よくわからなかったのがユーザ 「sa」、 rootとようなものであるらしい。定義はされているが初期状態では不活性化されて使用できない。有効化するには、ユーザのプロパティ SSMS-Security-Logins-sa-Properties の SratusをEnabledにし、パスワードを再設定する。使用は推奨されていないようだ。本来は自分でユーザを作成すべきということなのだろう。
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